WDB PARADISE

メンバー車両整備編(オーナーの整備作業をお手伝い)

1.
 メンバー車両(’92 190E-2.3)を整備していて新発見!エンジンマウントを分解してみました。
症状は始動時やアイドリング時にエンジンがガタガタ揺れるというもの。エンジンマウントではないかと予想し、試しにE280用のマウントに交換。
外したマウントを持つと右側(排気管側)の重さが違う!?分解してみると内部液体が抜けきって乾いています。排気熱とエンジンの反発力を受けて
痛みやすいのでしょう。左側には液体漏れはありませんでしたがゴムには亀裂が入っていました。
 今回はE280用(中古)マウントをそのまま使用する事にしました。(2003/7/27)

W124 E280用純正品 190Eにも使えます。
部品mナ初の3桁が201の物は冷却フィンが有りません
写真は38,000km走行の物
’92 190E-2.3で10万キロ以上使用されたマウント
右側(排気管側)は液体が抜けきって役目をしていませんでした。
分解してみると内部まで乾ききっていますので、長期間この状態で
使用されたようです。

2.
 メンバー車両(’92 190E-2.3 limited) エアコン修理 
ガスを入れても一週間ぐらいで効かなくなる、その後はコンプレッサーは回るが殆ど冷えない常態。ディーラーではエバポレーターかエキスパッションバルブ
が怪しいとの診断、概算30福沢諭吉円とか・・・。部品3号のエアコンシステムは正常だったので、エバポレーターとエキスパッションバルブを洗浄して移設。
リキッドタンクは新品交換、もちろん接続部のオーリングは全交換しました。念のために漏れ止め剤も入れて予防処置も講じましたので暫くは安心???
それにしてもW201は前部より交換作業が出来ますから良いですけど、W124、W126、W140等はダッシュパネルの脱着が必要ですから工賃は恐ろしい額に。

ファン、ケース、エバポを外して→ 新エバポ組み付け
ヤナセツナギを着ているのは部品車オーナー
帽子の女性は車両オーナー「心配で・・・本当に元に戻るんですか??」不安一杯です。

この後、リキタン交換→真空引き1時間以上→漏れ検査→ガスチャージ→試運転

現在のところ問題ありません。(2003.9.29記載)

3.
 メンバー車両('94 E320LTD) ショックアブソーバーをビルシュタインキットへ換装
オーナー曰く『他の車に比べるとグラグラ揺れるような気がする、足回りが気になる。ショックが??』
そこで私のBTSキット組込み車両に乗せたところ『これは良い、これにする!』との事でお手伝い。
hiroBTS
 同時にフロントスタビライザーブッシュ、アッパーマウント、バンプラバー、スプリングシート(F-#4 R-#3)を交換しました。
 (2004/11/23)

4.
 メンバー車両(’91 300SE) ショックアブソーバーからの著しいOIL漏れによりショックアブソーバー全交換。
純正はビルシュタイン(交換もビルシュタインで)


リアショックアブソーバー交換のためにはリアシートを外す必要があります

フロントショックアブソーバー

 オーナーによる必死の作業
(2005/1/29)

 

4.
 190E整備大会(2005/2/11)
 デファレンシャルギアに問題を抱える車両、パワーウィンドウ、足回りその他に不調がある車のメンテナンスをお手伝い。
 リモコンドアロック取付にもチャレンジ。
 大勢で大騒ぎしながら作業は進みました。

個別診断中
問題のデフはうなり音が酷い状態でした。
(写真は中古良品)
こちらは内装と後部パワーウィンドウの修復
手製ケーキを差し入れていただきました。 美味しく頂いた後、作業はさらに続きました。

5.
 190E-2.6 LHD
 (無茶メル子)ショックアブソーバー交換 (2005/5/1)
 114,000kmを超えてアッパーマウントのゴムに亀裂、悪路通過時に突き上げ感、コーナー切り替えし時の揺れなど
 の兆候。ショックアブソーバー交換、スタビライザーブッシュ交換で一気にリフレッシュ。
 

6.
 190E 2.5-16V 梅雨の合間に整備手伝い(2005/6/26)
 ラジエター交換、サーモ、サーモキャップ、ホース類、ブローバイホース、アッパーマウント、バンプラバーetc.

ブローバイホース16V
ブローバイホース接続部の割れ
thermostat_housing
バイパスホースは破裂寸前でした
16Vラジエター
OEM品 ホース接続部のバリ取りをする
バンプラバー
バンプラバーとアッパーマウント交換

7.
 '93 320CEカブリオレ エンジン不動修理のお手伝い(2005/10/2)
 久しぶりに動かそうとエンジン始動し、走り始めたらエンスト。以後エンジンかからず。
 バッテリー、セルモーターok。燃料ポンプに電源が供給されていない事をテスターで確認。
 ポンプリレー点検交換(始動せず)→OVPリレー交換(エンジン始動ok)
 今後も長く乗る予定なので、燃料ポンプ2ヶ(同一品)、燃料フィルター、燃料圧調整装置を予防処置交換して終了。

カブリオレ燃料ポンプ カブリオレ車体下部
カブリオレは各部に補強材が設けられています
横転時に後席ヘッドレストを出す検知器もある

 尚、この作業は燃料系統の圧力を抜き、バッテリー端子を外してから行う事。火気厳禁!

8.
 190E-2.6 LHD (無茶メル子) タイロッド一式交換作業を手伝い。(2006/5/3)

タイロッド
タイロッドとステアリングダンパー
muchaさん頑張る
 外したタイロッドエンドは指で押すとクタクタ動いてしまいます。交換には専用工具が必要です。

9.
 ’95 E280(キャンプ座間氏) ショックアブソーバー他
前ショックは腑抜け状態、後ろは車体取付軸部(トランク内)が錆でガタつく状態。
純正はザックスでした。補修部品もザックスで行いました。
ついでに前スタビライザーのゴムブッシュ、前ディスクブレーキパッドも交換。
ステアリングダンパーも不良、ATサービスホールカバー脱落、各部OIL漏れを
指摘し今後の課題としました。
作業後、試運転走行し不具合の無いことを確認して作業保障期間を終えました。
 (2007/4/15作業、記載)


10. 
 ’96 E220Tのボンネットインシュレーター張替

 16万Km走行のE220Tです。外装は年式を感じさせません。
 足回りのブッシュ類、エンジンマウントやミッションマウント、ディスクジョイントからプロペラシャフトマウントまで交換。
 残りは後僅か(金額?)・・・と言う事でボンネットインシュレーターの交換です。 
 天気の良い時に作業しましょう。特に風が強い時、気温が低い時は止める勇気も必要です。


古いインシュレーターを剥がす。
残った糊をこそぎ落とすのが大変ですが
ここが キモ です。

二人で息を合わせればピッタリ決まる。
奥方や恋人を使うと険悪な雰囲気になる事も。
(位置あわせに失敗した時など)
(2011/1/2作業)

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